列名・単位・期間をそろえる
一行が何を表すか、列が何を意味するかを説明できる状態にします。日付の形式、金額の通貨、数量の単位、集計期間が混ざっていないかを確認してください。
複数行の見出し、結合セル、途中の小計行、脚注がある場合は、分析用の表と説明を分けると誤読を減らせます。空欄、ゼロ、対象外がそれぞれ何を意味するかも明記しましょう。
分析してほしい問いを一つに絞る
「分析してください」ではなく、「月ごとの件数を比較し、増減が大きい項目を示す」のように、比較対象と出力を指定します。集計の単位や除外条件がある場合は明記してください。
結果は、集計表、気づき、追加で確認すべき点に分けてもらいます。表に含まれる値から分かることと、原因についての推測を区別するように頼みましょう。
結果の計算とデータ範囲を見直す
AIが示した合計や割合を、元データの行数、条件、計算式と照合します。フィルターで隠れた行、重複、空欄の扱いによって結果が変わっていないかも確認してください。
売上や成績などを扱うときは、個人や顧客を識別できる列を取り除く必要がないか、組織のルールを先に確かめます。データを外部AIへ渡す許可がない場合は、アップロードしないでください。
分析の頼み方
使用例
この表の月別問い合わせ件数を、問い合わせ区分ごとに比較してください。空欄はゼロとみなさず、件数が不明として分けてください。結果は集計表、確認できる変化、原因を断定できない点の順に示し、計算に使った行数も書いてください。
実践前の確認
- 見出し、単位、日付、空欄の意味を説明できる
- 比較する範囲と除外条件を決めた
- 集計結果を元データまたは式で再確認した
注意点
相関や同時期の増減だけから原因を断定しないでください。意思決定に使う数値は、元データと計算条件を確認してください。